平成29年10月25日
創立記念35周年記念式典を開催しました。
平成29年10月25日(水)16時から20時にかけ、東海大学校友会館(東京都千代田区霞ケ関3-2-5 霞が関ビル35階)にて創立35周年記念式典・特別講演・懇親会を開催し、百数十名の参加を得ました。
記念式典
主催者を代表して武安義光理事長が挨拶を行い、その後、戸谷一夫文部科学事務次官から来賓祝辞を頂きました。
特別講演
創立35周年記念特別講演として、細野秀雄東京工業大学教授・元素戦略研究センター長より、「新技術への挑戦」と題して、科学技術振興機構のERATO等による高性能透明薄膜トランジスタ(IGZO:イグゾー)の研究開発とその展開、鉄系超伝導体の発見、C12A7エレクトライドによるアンモニア合成への取り組み等について、ご講演を頂きました。
創立35周年記念理事長賞の授与
ついで、創立35周年記念理事長賞(特別調査研究助成)の授与に移りました。同賞は、創立35周年記念事業として設けたもので①世界及び日本を見据えた将来社会に係るテーマであって、広い視野での科学技術政策の対象となるもの、②それに係る調査研究計画(広い視野での将来の科学技術政策への反映ができる成果をもたらすと期待される計画(調査期間は原則2年以内))を募集し、財団に設けた創立35周年記念理事長賞テーマ選考委員会(委員会長:阿部博之(国研)科学技術振興機構特別顧問、東北大学名誉教授)が提案を審査しました。
記念式典では、阿部委員長が審査経過を報告し、最優秀提案を新潟大学人文社会・教育科学系教授佐藤靖氏から提案のあったテーマ「ビッグデータ利用の拡大がもたらす政策形成過程の変容」と決定した旨の報告があり、武安義光理事長が受賞者の佐藤氏に対して理事長賞賞状と調査研究助成金金五百万円の目録が授与し、佐藤氏から今後の調査研究への取り組み等について発言がありました。
記念懇親会
場所を移しての記念懇親会では主催者を代表して武安義光事長が挨拶し、濱口道成(国研)科学技術振興機構理事長から来賓祝辞を、野間口有(一社)科学技術と経済の会会長から乾杯のご発声を頂き、その後、歓談に移りました。
記念誌の刊行
記念式典にあわせ、「創立35周年記念誌-最近10年の歩みを中心に―」と題した記念誌を平成29年10月20日付で刊行し、記念式典の参加者に配布しました。
全文をこちらからダウンロードいただけます。