2022年4月19日
令和2年度下期採択助成課題等の成果報告会を開催しました。
2022年4月19日 令和2年度下期採択助成課題等の成果報告会を開催しました。
当財団では、大学、研究機関、公益的な調査研究団体等に所属する研究者・技術者を対象として、科学技術に関する政策の立案・推進、社会経済との関連、コミュニケーション、人材育成、発展動向等に関する調査研究を助成する「科学技術調査研究助成」事業を行っています。 募集は年に2回、上期と下期に分けて行われ、通常は、上期採択課題は4月から年度末まで、下期採択課題は10月から次年度の9月末までの間に調査研究が行われます。 成果報告会は、通常は1年間の調査研究を終えた半年後に、調査研究を行った方々にその成果の概要を発表して頂き、成果を普及する場となります。
令和4年4月19日(金)午後に令和2年度下期採択助成課題等の成果報告会が行われました。当財団の高木喜一郎理事長、高園武治理事・審査委員長の挨拶により開会し、以後、事務局の司会の下に進められました。今回は表に示す13テーマ(令和2年度下期採択の7テーマ、期間延長した2年度上期採択の5テーマ及び元年度下期採択の1テーマ)について、限られた時間でしたが密度の濃い発表と質疑応答が行われました。ZOOM開催だったこともあり、遠隔地(宮城、大阪、福岡))の発表者からも発表が行われました。
今回の報告会に係る課題の成果の概要は当財団のホームページでご覧いただけます。
成果報告会で報告された科学技術調査研究助成課題(平成2年度下期採択等:発表順)
課題名 | 発表者氏名 (申請者) |
所属組織名 (申請時) |
|
---|---|---|---|
① | センサーネットワークによるCOVID-19対策技術の現状と展望に関する調査研究 | 橋田 秀昭 |
(一社)科学技術と経済の会 |
② | 政策形成における数理モデルの利用:新型コロナウイルス感染症への対応を事例として | 依田 達郎 | (公財)未来工学研究所 |
③ | ウイズコロナ社会後の人と機械の共生の在り方に関する科学技術の発展動向 | 野中 洋一 | (公社)日本工学アカデミー |
④ | 世界から見た日本のサイバーセキュリティ人材育成を担う、アカデミー機関の在り方 | 井手 達夫 (太田現一郎) |
第三セクター・(株)横須賀テレコムリサーチパーク |
⑤ * |
GNSS観測を用いた世界測地系の精度向上と我が国の解析能力強化に向けた調査 | 白石 剛 | (一財)日本宇宙フォーラム |
⑥ | 科学技術庁政策65年史――統合までの45年、統合後の20年の調査研究 | 國谷 実 | (一財)総合科学研究機構 |
⑦ ** |
バイオサイエンスにおける非密封放射性同位元素施設の共同利用に関する調査研究 | 田野井 慶太朗 | 東京大学/ 農学生命科学研究科 |
⑧ | 生体三次元顕微鏡画像解析における情報科学研究者との連携調査と学際人材の育成 | 太田 啓介 | (認定NPO)綜合画像研究支援 | ⑨ * |
人工知能技術による学術研究促進に資する政策設計に関する国際比較研究 | 柴山 創太郎 | 東京大学/ 未来ビジョン研究センター |
⑩ * |
科学技術イノベーション創発促進のための指標開発~研究の学際性を軸として~ | 髙橋 亮 | 東北大学 | ⑪ * |
「最先端研究」と「社会との共創的研究」の両立や好循環に関する調査研究 | 川人 よし恵 | 大阪大学 | ⑫ | SDGs達成に向けたデータベース構築のための大学等研究成果の調査 | 小澤 昌之 (久留島守広) |
(公財)全日本科学技術協会 | ⑬ * |
持続可能社会に向けたエコテクノロジーと地方創成結合キャラバンのカリキュラム策定 | 加納 誠 (岡田 穣謙) |
(一社)サステイナビリティ技術設計機構 |