2023年3月24日

科学技術調査研究助成事業の令和5年度上期の助成課題を決定しました。

当財団では、大学、研究機関、公益的な調査研究団体等に所属する研究者・技術者を対象として、科学技術に関する政策の立案・推進、社会経済との関連、コミュニケーション、人材育成、発展動向等に関する調査研究を助成する「科学技術調査研究助成」事業を行っています。

審査が終了し、令和5年3月24日に科学技術調査研究助成事業の令和5年度上期の採択課題が決定されました。採択件数は11件(別表参照)、助成金額の総額は22百万円です。

令和5年度上期の科学技術調査研究助成採択課題

課題名 申請者 所属組織名
ASEAN地域の科学技術コーディネート人材育成に関する調査

大垣 英明

京都大学(エネルギー理工学研究所)
ヒト発生研究に伴う倫理的課題に関する調査研究 澤井 努 広島大学
画像診断をAIで行うために必要なビッグデータの効率的な収集・活用にむけた調査 高島 弘幸 北海道大学
かかりつけ薬剤師・薬局の普及推進に向けた薬剤師の新しい役割に関する調査研究 細江 智夫 星薬科大学
中長期的な視点から見た車載用リチウムイオン電池の循環利用に関する調査研究 木下 裕介 東京大学
先端科学との交流による高校生への科学的リテラシー涵養の手法と効果に関する調査研究 中村 秀仁 京都大学(複合原子力科学研究所)
未来の製造業における新たな学術領域構築のための調査研究 佐々木 直哉 (公社)日本工学アカデミー
総動員戦略からイノベーション戦略まで(技術院・STAC・科学技術庁の政策) 國谷 実 (一財)総合科学研究機構
地域研究基盤の再構築に向けた方策に関する調査研究 安藤 二香 (公財)未来工学研究所
月面活動への日本の官民参加の新たな枠組み構築のための施策提案 青木 定生 (一財)日本宇宙フォーラム
科学館における仮想空間を活用した学習の手法・あり方に関する調査研究 松浦 匡 (公財)日本科学技術振興財団