2023年9月29日
科学技術調査研究助成事業の令和5年度下期の助成課題を決定しました。
当財団では、大学、研究機関、公益的な調査研究団体等に所属する研究者・技術者を対象として、科学技術に関する政策の立案・推進、社会経済との関連、コミュニケーション、人材育成、発展動向等に関する調査研究を助成する「科学技術調査研究助成」事業を行っています。
審査が終了し、令和5年9月29日に科学技術調査研究助成事業の令和5年度下期の採択課題が決定されました。採択件数は9件(別表参照)、助成金額の総額は21百万円です。
令和5年度下期の科学技術調査研究助成採択課題
課題名 | 申請者 | 所属組織名 | |
---|---|---|---|
① | 名古屋大学工学部「飛行ロボット設計製作」授業の国際展開可能性に関する調査研究 | 原 進 |
名古屋大学 |
② | LiDAR 測量技術を活用した既築建物の脱炭素化評価統合システムに関する調査研究 | 村上 公哉 | 芝浦工業大学 |
③ | リアル/オンラインでの環境・材料・科学教室の実践と、ハイブリッド・多元化の試み | 山口 明 | 岩手大学 |
④ | 生成系AIの倫理的・法的・社会的課題を踏まえた今後の利用可能性に関する調査研究 | 田中 祐耕 | (一社)科学技術と経済の会 |
⑤ | 生成AIをはじめとしたAIによる社会変容とリスクマネジメントに関する調査研究 | 森 健策 | (公社)日本工学アカデミー |
⑥ | かかりつけ薬剤師を支援する薬局DX環境の整備と推進に関する調査研究 | 加藤 肇 | (一社)品川区薬剤師会 |
⑦ | ポストISS時代の地球低軌道における民間ビジネスの可能性調査 | 小林 功典 | (一財)日本宇宙フォーラム |
⑧ | 中国の研究力の実態に関する調査研究~基礎研究安全保障の観点から~ | 山本 智史 | (公財)未来工学研究所 |
➈ | 地域の自律的なイノベーション・エコシステム形成に向けた重要因子抽出に関する調査 | 小澤 昌之 | (公財)全日本科学技術協会 |