2024年3月26日
科学技術調査研究助成事業の令和6年度上期の助成課題を決定しました。
当財団では、大学、研究機関、公益的な調査研究団体等に所属する研究者・技術者を対象として、科学技術に関する政策の立案・推進、社会経済との関連、コミュニケーション、人材育成、発展動向等に関する調査研究を助成する「科学技術調査研究助成」事業を行っています。
審査が終了し、令和6年3月26日に科学技術調査研究助成事業の令和6年度上期の採択課題が決定されました。採択件数は12件（別表参照）、助成金額の総額は23百万円です。
令和6年度上期の科学技術調査研究助成採択課題
| 課題名 | 申請者 | 所属組織名 | |
|---|---|---|---|
| ① | データマイニングを用いた定性的学習成果の解析評価法の開発・国際技術者育成への貢献 | 木村 昌臣 |
芝浦工業大学 |
| ② | 長期特許データによる技術の複雑さに基づいた都市の発展の分析 | 井上 寛康 | 兵庫県立大学 |
| ③ | 鉄スクラップを用いた高機能鋼材の生産に資する流通と技術の展望 | 醍醐 市朗 | 東京大学 |
| ④ | ゲノム合成分野におけるバイオベンチャーの動向に関する調査研究 | 菅原 裕輝 | 大阪大学 |
| ⑤ | 研究開発型スタートアップ企業における新技術開発・新事業創出に関する調査研究 | 金 柄式 | 亜細亜大学 |
| ⑥ | Startup/Venture Studioによる並行起業モデルの実証と調査研究 | 樋口 雅一 | 京都大学 |
| ⑦ | 令和6年能登半島地震の海岸隆起地形における多次元高精細アーカイブと教育的活用 | 小倉 拓郎 | 兵庫教育大学 |
| ⑧ | 来たるべき未来の工学倫理と工学教育に関する調査研究 | 大橋 俊朗 | （公社）日本工学アカデミー |
| ➈ | 日本の宇宙空間の安定的かつ持続的な利用の確保に資する民間によるSSA支援事業の検討 | 青木 定生 | （一財）日本宇宙フォーラム |
| ⑩ | 科学技術館の展示史に見る産業技術の変遷から技術史への興味を促す教育手法の調査研究 | 中村 隆 | （公財）日本科学技術振興財団 |
| ⑪ | 中等教育における地学教育に関する総合調査研究 | 久保 貴志 | （公財）科学技術広報財団 |
| ⑫ | 科学技術振興の課題解決に資するための工学者志田林三郎の先見性解明に関する調査研究 | 長谷川 有貴 | （一社）電気学会 |