2025年3月21日

科学技術調査研究助成事業の令和7年度上期の助成課題を決定しました。

当財団では、大学、研究機関、公益的な調査研究団体等に所属する研究者・技術者を対象として、科学技術に関する政策の立案・推進、社会経済との関連、コミュニケーション、人材育成、発展動向等に関する調査研究を助成する「科学技術調査研究助成」事業を行っています。

審査が終了し、令和7年3月21日に科学技術調査研究助成事業の令和7年度上期の採択課題が決定されました。採択件数は10件(別表参照)、助成金額の総額は21百万円です。

令和7年度上期の科学技術調査研究助成採択課題

課題名 申請者 所属組織名
文化的世界観と自然の価値観が気候変動リスク認知に及ぼす影響の解明

高木 彩

横浜国立大学
研究の多様な社会的インパクト創出プロセスを支える支援・評価のあり方に関する研究 川人 よし恵 大阪大学
エコミュージアム技法の移転によるタイ居住文化の保全継承手法の開発と人材育成 清水 郁郎 芝浦工業大学
デジタル医療推進に必要な薬局薬剤師の育成に向けたリカレント教育に関する調査研究 細江 智夫 星薬科大学
避難可能なまちづくりを目指したリスクコミュニケーションの手法構築と人材育成 牧 紀男 京都大学
メディア・総合知の活用を前提とした新たな科学コミュニケーションに資する調査研究 伊藤 美帆 理化学研究所
女性エンジニアの現状とこれからに関する調査研究 吉祥 瑞枝 (公社)日本工学アカデミー
CubeSat衛星に対する技術的規制(Global Technical Regulation)案の提案 高木 俊暢 (一財)日本宇宙フォーラム
アジア太平洋地区におけるマイクロクレデンシャルを用いた科学技術人材育成基盤の構築 児玉 靖司 (一社)日本オープンオンライン教育推進協議会
デジタル教科書を活用した自主的・自立的思考育成型教育の推進に関する調査研究 佐久田 博司 (NPO)シンクタンク日本