2026年4月27日

令和6年度下期他採択助成課題等の成果報告会を開催しました

当財団では、大学、研究機関、公益的な調査研究団体等に所属する研究者・技術者を対象として、科学技術に関する政策の立案・推進、社会経済との関連、コミュニケーション、人材育成、発展動向等に関する調査研究を助成する「科学技術調査研究助成」事業を行っています。
募集は年に2回、上期と下期に分けて行われ、通常は上期採択課題は4月から年度末まで、下期採択課題は10月から次年度の9月末までの間に調査研究が実施されます。
成果報告会は、1年間の調査研究を終えた半年後に、調査研究を行った方々にその成果の概要を発表して頂き、成果を普及する場となります。

令和8年4月27日(月)午後に法曹会館(東京都千代田区霞が関1-1-1)において、令和6年度下期他採択課題の成果報告会が行われました。本会では令和6年度下期採択課題の8課題と令和6年度上期採択3課題について報告が行われました(下記表)。
当財団の佐藤征夫理事長の挨拶により開会し、以後、下田隆二専務理事・事務局長の司会の下に進められました。
該当する期に助成を受けたすべての課題について発表を行うことを原則としており、限られた時間でしたが密度の濃い発表と活発な質疑応答が行われました。

また、発表会終了後には懇談会が開かれ、発表者を代表して(公財)未来工学研究所の衛藤幹子様より乾杯のご発声をいただき、様々な分野の調査研究の実施者間で交流が図られました。
今期の発表会に係る課題の成果の概要は当財団のホームページでご覧いただけます。

成果報告会の模様
成果報告会の模様

成果報告会で報告された科学技術調査研究助成課題(平成6年度下期採択等:発表順)

課題名 発表者氏名
(申請者)
所属組織名
(申請時)

カーボンニュートラル実現に向けたGX分野における宇宙技術の貢献

小林功典

(一財)日本宇宙フォーラム

中東産油国における海水脱塩技術と水素製造技術、水管理に関する調査研究

時松宏治
東京科学大学
(東京工業大学)

次世代商用車の普及に対するユーザー心理や実体験に起因する阻害要因の調査

三輪晃司 名古屋大学

イノベーションにおける「性差とジェンダー」アプローチの

有効性に関する研究

衛藤幹子

(公財)未来工学研究所

内閣府・文部科学省を統合的にとらえた科学技術新政策の研究

國谷 実 (一財)総合科学研究機構

我が国の大学における特許の排他力に関する調査研究

齋藤太郎 (公財)全日本科学技術協会

*

ゲノム合成分野におけるバイオベンチャーの動向に関する調査研究

菅原裕輝 大阪大学

*

Startup/Venture Studioによる並行起業モデルの実証と調査研究

樋口雅一

京都大学

*

データマイニングを用いた定性的学習成果の解析評価法の

開発・国際技術者育成への貢献

木村昌巨

芝浦工業大学

災害情報共有プラットフォームおよび防災士コミュニティの

形成

辻口貴清

弘前大学

アフリカにおけるデジタル人材育成及び建築遺産のデジタルアーカイブ作成に関する研究

岡崎瑠美

芝浦工業大学

*印は令和6年度上期採択で発表を延期したもの