普及啓発の推進
新技術の創出に著しく貢献した、あるいは科学技術の調査研究において顕著な業績を挙げた公益性の高い機関に所属する研究者を、他の公益性の高い機関と共同で表彰しています。
また、調査研究の実施及び助成で得られた調査研究成果に係る講演会の開催、また、科学技術の振興に貢献する講演会、シンポジウム等を当財団が主催あるいは他の公益性の高い機関と共催、後援して開催しています。
当財団は、平成17年度より「井上春成賞」を受賞された研究代表者に対し、副賞として研究奨励金の贈呈を継続して行っています。この「井上春成賞」は、(国研)科学技術振興機構の前身のひとつである新技術開発事業団の初代理事長であり、工業技術庁初代長官でもあった井上春成氏が我が国科学技術の発展に貢献された業績に鑑み、当財団の武安理事長が新技術開発事業団の理事長を務めていた昭和51年(1976年)に、事業団創立15周年を記念して創設された賞です。
当財団は平成30年12月に科学技術映像祭の主催団体に加わりました。 同映像祭は、科学技術を正確にわかりやすく伝える優れた映像を選奨し、科学技術への関心を喚起し、その普及と向上を図るとともに、社会一般の科学技術教養の向上に資することを目的として行われています。